理事長 リン・ローリー

50年以上に渡り、あらゆるレベルの指導やコーチングを行ってきていて、USTAの女子テニスディレクターを務め、フェドカップチーム、パンナムゲーム、米国ナショナルチームを指導してきた。また、バークレー・テニスクラブとモラガ・カントリークラブでは、テニスディレクターを務めた。カリフォルニア州モラガにあるセント・メリーズ・カレッジで、女性として史上初めて男子のNCAAチームのコーチを務、選手としては、全米女子ランキングのトップ10に入り、ジュニア時代はランキング1位として全米タイトルをいくつも獲得した。リンゼイ・ダベンポート、ジェニファー・カプリアティ、チャンダ・ルビン、ウィリアムズ姉妹などのトッププレーヤーを長年にわたって指導してきた。
最近では、全米トップのテニスリゾートとして常にランキングされている"La Quinta Resort and PGA West"のテニス担当エグゼクティブ・ディレクターを務めた。現在は、カリフォルニア州オリンダにある"Meadow Swim and Tennis Club"のテニスディレクターを務めている。
講演者としても有名であり、「Tennis Magazine」やその他の出版物に寄稿。また、”テニスチャンネル"に自分のアカデミー番組を持っていた。最近、「PTRアワー」のインタビューシリーズの司会を担当。PTR認定プロフェッショナル、および、USPTAエリート・プロフェッショナルであり、"国際コーチ委員会"のメンバーでもある。2008年に「北カリフォルニアの殿堂」入りを果たし、2019年には「マルチカルチュラル・スポーツの殿堂」入りを果たした。2020年には、"USTA北カリフォルニア支部"の理事に選出され、国際テニス殿堂の「教育功労賞」を受賞。

副理事長  マーチン・ヴァン・ダーレン

35年以上の指導歴を持ち、現在は"マイアミビーチ・テニスセンター&アカデミー”のプログラミング・ディレクターとして活躍。アメリカに移住する前は、オランダでナショナルコーチと女子テニスのディレクターを務めていた。フロリダの"サドルブルック・リゾート"で、ピート・サンプラス、ジム・クーリエ、ジェニファー・カプリアティ、メアリー・ピアース、ジャレッド・パーマー等のトッププレーヤーの練習に関わる。10年以上にわたり、USTAのナショナルコーチを務めた。2013~14年には、フィンランドテニス連盟の「選手育成ディレクター」を務めた。

理事長推薦  ロドニー・ハーモン

ロドニーは、2012年7月からジョージア工科大学の女子テニスチーム"イエロージャケッツ"のヘッドコーチを務めている。選手育成には25年以上の経験があり、"イエロージャケッツ"を率いる前は、"ディアウッド・カントリークラブ”のテニス・ディレクターや、マイアミ大学の男子テニスチーム”ハリケーンズ”のヘッドコーチを務めていた。”ハリケーンズ"を離れた後、"USTAハイパフォーマンス"の男子テニスのディレクターを務め、プロを目指していたトッド・マーティン、マリバイ・ワシントン、アレックス・オブライエンなどを指導。USTA在職中には、2008年の北京オリンピックで、米国男子テニスチームのヘッドコーチを務める。また、"USTA Community Tennis”の「多文化開発担当ディレクター」として、テニス界の多様性を高めるための戦略策定や施策の実施を担当。
元プロ選手のロドニーは、1982年のUSオープンで、アーサー・アッシュ以来初めてのアフリカ系アメリカ人として準々決勝に進出。1996年と1997年にマイアミ大学の男子テニスヘッドコーチとして、「ビッグイースト男子テニスコーチ・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、1988年には「PTRプロフェッショナル・オブ・ザ・イヤー」、1994年には「PTRコーチ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
サザンメソジスト大学を卒業し、『ITA(Intercollegiate Tennis Association)の殿堂』入りを果たしている。

理事長推薦  ロン・マニラ

PTRインターナショナル・マスタープロフェッショナルの一人。30年以上にわたりテニスの指導に関わっている。12面のインドアコート、10面のハートゥルー・コート、4面のアウトドアコートを持つ、全米でも有名な"ボアズヘッド・スポーツクラブ”のテニス・ディレクターを12年以上務め、施設を管理。その間、「ジュニア・エリート・プログラム」を立ち上げ、大学レベルの選手を輩出した。”ボアズヘッド・スポーツ・クラブ"は、2000年と2020年に「PTR最優秀施設賞」を受賞。
現在は、ボアズヘッドのトーナメントディレクターとして、WTA、ATP、ITAトーナメントのほか、スペシャルオリンピックスの大会やUSTA地区大会などを運営管理している他、「米国スペシャルオリンピックス」のナショナルコーチを務めている。また、40年以上の歴史を持つ”シャーロッツビル・テニス協会"の元会長を歴任。

前理事長  カール・ヘイル

カールのテニス歴は非常に長く、ジャマイカのデビスカップの選手やコーチとして、また、カナダのフェドカップにコーチとして参加するなど、国際的に活躍。2006年には、PTRプロフェッショナル・オブ・ザ・イヤーを受賞。プレーヤーとしては、2007年に40歳以上で世界1位になり、2010年にはPTRプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞。現在、カールは、ラファエル・ナダル、ロジャー・フェデラー、ノバク・ジョコビッチ、シモナ・ハレプ、セリーナ・ウィリアムズらのチャンピオンが出場する世界最大のトーナメントである、ナショナル・バンクがスポンサーする「ロジャーズ・カップ」のトーナメント・ディレクターを務めている。また、「ダニエル・ネスター・チャリティ・イベント」を創設し、ノース・ヨーク総合病院とテニスカナダ・ゴー・フォー・ザ・ゴールド・ファンドに100万ドル以上の寄付を行った。また、「Helping Hands Jamaica Foundation(ヘルピングハンズ ジャマイカ基金)」を設立して50万ドル以上の寄付金を集め、祖国ジャマイカに5つの新しい学校を建設しました。その基金活動が評価され、2017年に『PTR Humanitarian of the Year(人道活動表彰)』を受賞。最近では、ウェビナー「PTR Hour」のホストや2021PTRシンポジウムでインタビューアーを務めた。彼の洞察力に富んだ楽しいインタビューは、コーチたちにテニス界で最もエキサイティングな人物たちの内側を見せてくれた。

フランク・アダムス

フランク・アダムスは PTR インターナショナル・マスタープロフェッショナルであり、コロラド州にあるハイランズ・ランチ・コミュニティ協会のヘッドテニスプロフェッショナルを務めており、20年間その職にあります。通常のレッスンスケジュールを維持しスタッフを監督するだけでなく、コロラド車いすテニス財団、デンバーパークス&レクリエーション、デンバーアジアンテニスリーグ、さらにデンバーテニスパークの「コロラド・サーブス・プログラム」にも携わっています。このプログラムは、都市部の子どもたちにテニスをつなげる取り組みです。
フランクはブラック・ホール・オブ・フェイムおよびデンバー・アジアンリーグ・ホール・オブ・フェイムに殿堂入りしており、2017年には PTR プロフェッショナル・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。彼は PTR および USTA のコーチデベロッパーであり、USTA に対して全米レベル・地域レベルの両面で多くの活動を行っています。また、USTA の「ダイバーシティ&インクルージョン委員会」「テニス・イン・ザ・パーク委員会」「NJTL(全米青少年テニス・学習リーグ)委員会」「指名委員会」「イノベーション委員会」「技術委員会」にも携わってきました。さらに、USTAコロラド地区およびUSTAインターマウンテンセクションの元会長でもあります。