本部主要スタッフ人事について
プロフェッショナル・テニス・レジストリー(PTR)、主要スタッフの人事を発表
フロリダ州ウェズリーチャペル – 2025年6月23日
テニスコーチの教育と認定における世界的リーダーである**プロフェッショナル・テニス・レジストリー(PTR)**は、組織のさらなる成長の一環として、戦略的リーダーシップポジションへの昇進2名と、複数の主要スタッフの新規採用を発表しました。
ミレナ・ヴィドス(Milena Vidos)氏、事務局次長に昇任
ミレナ・ヴィドス氏が**事務局次長(Vice Presidentに相当)**に昇任し、今後は団体の成長促進、教育プログラムの強化、会員価値の拡充に取り組みます。教育プログラムの運営、会員の拡大、戦略的連携などの主要分野を統括し、PTRの持続的な成功と多様性の推進に寄与します。
2011年よりPTR会員であり、すべての教育パスにおいて認定プロフェッショナル資格を有するミレナ氏は、豊富な経験を活かして活動します。3歳から両親のテニスクラブでテニスを始め、ジュニア時代にはブラジルで1位、デルタ州立大学ではスポーツ奨学生として進学しました。スポーツマネジメントの学士および修士号も取得しています。
ミレナ氏は、PTR ACE、PTRW(女性支援)、車いす・アダプティブプログラム、ジュニア・アプレンティスプログラムなどの取り組みを引き続きリードし、あらゆるレベルのコーチが参加できる多様で革新的な教育機会を提供していきます。
ケイトリン・フリース(Caitlyn Fries)氏、広報・マーケティング部門責任者に昇任
ミレナ氏の昇任とあわせて、ケイトリン・フリース氏が**広報・マーケティング部門責任者(Director of Marketingに相当)**に昇任しました。2018年の入職以来、ブランド戦略、マーケティング、SNS展開を担い、PTRの発信力強化に大きく貢献しています。
ノーザン・ミシガン大学でグラフィックデザインの美術学士号を取得したケイトリン氏は、PTRの豊かな歴史と将来ビジョンを調和させたストーリーテリングと、一貫性のあるビジュアルアイデンティティの構築を進めています。デザインとマーケティングの専門性を活かし、PTRのデジタルプレゼンス向上を支えています。
ペイジ・ペイン(Paige Payne)氏、育成支援担当責任者としてPTRに復帰
PTRは、12年にわたり活躍してきたペイジ・ペイン氏の復帰を歓迎します。今回の役職は**育成支援担当責任者(Director of Developmentに相当)**で、ワークショップ運営、認定取得を目指す会員の支援、講師と開催担当者の連携などを担当します。団体全体の業務に精通した彼女は、会員目線の支援を提供し、より良いコーチ体験の実現を図ります。
アシュランド大学でマーケティング学士を取得し、女子テニスチームの一員として4年間プレー。テニスへの情熱とサービス精神を兼ね備えたリーダーです。
アイザック・マクブルーム(Isaac McBroom)氏、教育部門マネージャーに就任
アイザック・マクブルーム氏が教育部門マネージャーに就任しました。以前はPTRの育成支援責任者を務めており、PTRの教育方針とコーチ育成システムを深く理解しています。過去にはLifeTime Fitnessの全米コーチ教育リーダーとして、全米26クラブにおける教育方針の策定と導入に取り組みました。
PTR認定のコーチ育成者であり、生態学的ダイナミクスとコーチング手法に関する著作もあるアイザック氏は、研究に基づいた革新的なアプローチで知られています。彼はPTRの教育プログラムの質と多様性をさらに高め、コーチの成長を支援していきます。
新規スタッフ採用について
PTRは、団体の成長とフロリダ州サドルブルック事務所の体制強化のため、以下の4職種で新規採用を実施しました。
- クリエイティブ・マーケティング・スペシャリスト
- ソーシャルメディア・コーディネーター
- 会員サービス・コーディネーター
- 経理/人事・事務局マネージャー
これらの新メンバーは、7月上旬から業務を開始する予定です。
PTR代表 ピーター・ハーレー(Pete Hurley)氏のコメント:
「PTRの成長は、団体を前進させる情熱と活力の証です。50周年を迎える今年、私たちは教育の質をさらに高め、より高い基準を掲げ、新たな才能を迎え入れます。これにより、世界中のコーチ、会員、パートナーと共に、テニス界により良い影響を与えられるよう努めていきます。」
※PTR JAPANのホームページは、本部ホームページ更新後に更新します。
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